オーストラリアを訪問中のメーガン妃が自身を「全世界で最もネットいじめを受けた人物」と表した。米誌ピープルが16日、報じた。

 メーガン妃とヘンリー王子は訪問3日目となった16日、メルボルンのスウィンバーン工科大学を訪れ、メンタルヘルス団体「batry」で学生たちと交流した。同団体は、予防教育と早期介入に重点を置くオーストラリアの青少年メンタルヘルス慈善団体で、主に若者を対象に、偏見を減らし、支援を必要とする人々が助けを求めるよう促す活動を行っている。

 学生たちとの話し合いの中でメーガン妃は、自身をソーシャルメディア上で「私はこの10年間、毎日いじめや攻撃を受けて世界で最も誹謗中傷された人物だった」と表した。

 メーガン妃は「私はこの10年間、毎日いじめや攻撃を受けてきました。そして、私は世界で最もネット上で誹謗中傷された人物でした。それでも、私はまだここにいます」と切実に訴えた。

 さらには「皆さんのこと、そして皆さんが経験していることを考えると、大事な事は、クリック数を稼ぐために残酷な行為に完全に依存している、あの数十億ドル(約何千億円)規模の業界が変わらないという事実を認識することだと思います。だからこそ、皆さんはもっと強くならなければならないのです」と学生たちを激励した。

 ヘンリー王子とメーガン妃は、ソーシャルメディアが若者に及ぼす危険性について、以前から公に発言してきた。最近アーチウェル・フィランソロピーズと改名した夫妻の財団を通じて、オンライン上の安全、特にソーシャルメディアが子供や十代の若者の精神的健康に与える影響を、活動の中心に据えている。

 その使命は、アーチウェルの「親のネットワーク」を通じてますます緊急性を帯びるようになった。このネットワークは、ソーシャルメディアプラットフォームによって被害を受けた子どもを持つ家族を支援し、同様の状況にある他の人々と繋げるために設立された取り組みとされる。

 夫妻の4日間のオーストラリア訪問では、メルボルン、キャンベラ、シドニー各地で様々な行事に参加する予定で、メンタルヘルス、地域社会の回復力、退役軍人とその家族への支援に焦点を当てたプログラムに加え、非公開の会合や特別なプロジェクトも予定されている。