人気者の役割を果たし続ける。WBC世界バンタム級2位・那須川天心(27=帝拳)が12日、一部で疑問視する声が上がっていた試合が迫る中でのテレビ番組出演などを変わらず続けていく意向を示した。
前日はWBC同級挑戦者決定戦で元2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)に9ラウンド(R)終了TKOで勝利し、昨年11月に現WBC同級王者・井上拓真(大橋)に敗れてからの再起に成功。この日は都内で開かれた会見に出席し、「選手としても一人の男として成長できた1日だったなって思う」と振り返り、「本当に勝てて生き残れたっていうのは自分の中でデカいですし、本当に負けてたら、多分どうすることもできなかった。今日っていう日を、なんかまた新鮮な気持ちで迎えられてすごくうれしく思います」と喜びを語った。
積極的に発信を行うために、賛否さまざまな声を浴びる人気者。この試合直前の公式会見では、試合まで1か月を切った時期にテレビ番組に出演したことを疑問視する声が出ていたことに、「ボクシングを広めたいっていうのもあるし、その役割も分かっているのでやっているだけ」となどと反論していた。
それらの声に勝利という文句なしの結果で回答し、今後もテレビ出演などを行う考えは「変わらないです」と明言。「僕はもう、何だこの野郎、というフェーズは過ぎている。そういうの(批判)を言われると、表に立っている人も『言われるのは嫌だ』って、立てなくなる人も多いじゃないすか。それでも戦っている奴がいるんだなって思ってもらえればいい」と、自身の役割を力説した。
次戦は9月を予定。今後しばらくは「試合が終わると何もないのは格闘家あるある」といい、「本当に何もないと思っていますので、ぜひ、たくさんお仕事お待ちしております」と呼びかけて笑いを誘った。
リングの中でも外でもボクシングを盛り上げていく。












