ドジャースは22日(日本時間23日)、キム・ヘソン内野手(金慧成=27)を3Aへ降格し、若手アレックス・フリーランド内野手(24)が開幕メンバー入りしたことを発表した。

 試合前の囲み取材でデーブ・ロバーツ監督は「おそらくこの春で一番難しい決断だった」と率直な胸中を明かした。

 キム・ヘソンについては「いずれ必ずチームを助けてくれる存在なのは間違いない」と評価しながらも、「一番の理由は毎日出場できる環境を与えるため」と説明。遊撃、中堅、二塁と複数ポジションでの起用を想定する中、「ここ(メジャー)では十分な出場機会を与えられない」とし、マイナーで実戦経験を積ませる狙いを明かした。

 一方でフリーランドについては「すでにマイナーではやるべきことはやり切っている」とし、「こちらでプレーさせて、どこまでできるか見ていきたい」と期待を寄せた。

 オープン戦では打撃成績こそ振るわなかったが、「内容は悪くなかった。打席を仕留めきれていなかっただけ」と評価。「守備は素晴らしかった」とし、過去の実績も踏まえて起用を決めたという。

 WBC韓国代表として出場した影響でキムの調整期間は限られたが、それでも出場した全9試合で安打を放ち、27打数11安打、1本塁打、6打点、5盗塁、OPS0・967と好調を維持。対してフリーランドは18試合で43打数5安打、1本塁打、7打点、OPS0・519だった。

 WBC参加による影響を問われ、「打撃メカニクスが万全ではなかった中で、日々コーチ陣と取り組めなかったことは大きいかもしれない」と分析。それでも「母国のためにプレーしたことは誇り」とし、マイナーで安定した出場機会を得ることでの成長に期待を示した。