新日本プロレス春の最強決定トーナメント「NEW JAPAN CUP(NJC)」は21日長岡大会で決勝戦が行われ、「ユナイテッド・エンパイア(UE)」のカラム・ニューマン(23)が上村優也(31)を撃破し、初優勝を飾った。
一進一退の攻防が動いたのは20分過ぎだった。上村のカンヌキスープレックスを逃れたカラムは、急所攻撃から必殺のプリンスズカース(ブラディサンデー)を発射。これをカウント2で返されると、エクスカリバーから再びプリンスズカースをさく裂させたが、これでも3カウントは奪えない。
驚異の粘りを見せる上村からは、ジャーマンスープレックスを皮切りに反撃を許す。ドラゴンスープレックスホールド、投げ捨て式カンヌキスープレックス、さらにはダイビングボディープレスと立て続けの猛攻にさらされた。
しかし、カラムも譲らない。ライオンズ・シャイナー(ダイビングボディーアタック)をカウンターのトラースキックで迎撃して再逆転。ショートレンジラリアートから最後は新技MAKE WAY(変型スクラップバスター)で激闘に終止符を打った。
23歳6か月の若さで出場24選手の頂点に立ったカラムは、オカダ・カズチカ(現AEW)が保持していたNJCの最年少記録を更新。UEのメンバーが集結した試合後のリング上で「誰よりもこのトーナメントを勝ちたがっていたのは、この俺だ。このユニットは俺のユニットだ。長い間、俺が背負ってきた。俺の帝国だ。そして今、この団体も俺のものだ。この団体の外国人エース…それだけじゃない。今の新日本のエースは俺だ」と勝ち誇った。
NJC覇者として4月4日両国大会ではIWGPヘビー級王者・辻陽太に挑戦する。辻から「カラム、優勝おめでとう。4・4両国でお前を迎え撃つ。覚悟はいいか!」と挑発されると「両国で会おう。その時、お前は他の連中と同じことをするだろう。このプリンスのために道を空けろ。そして王冠にキスをしろ」と豪語した。
若きプリンスが、史上最年少での団体最高峰王座奪取へと突き進む。














