ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子と団体で金メダルを獲得したアリサ・リュウ(20)に対する〝水分補給禁止疑惑〟が浮上したが、疑いをかけられた元コーチが否定した。
米メディア「カレッジスポーツネットワーク」は「アリサ・リュウの元コーチが、トレーニング中の水分補給禁止疑惑について沈黙を破る」と題して報じた。
騒動の経緯について同メディアは「リュウの元コーチであるラウラ・リペツキー氏は、自身の指導下で行われた過酷なトレーニングプログラム、例えば練習の合間に水分補給を禁じるといった行為があったという疑惑を否定した」と説明。リュウは北京五輪後に一度引退したが、その背景には練習で追い詰められて、心身に不調をきたしたことが指摘されている。今大会でリュウがブレーク後、過去に焦点が当てられる中で、そうした問題を引き起こした張本人が以前にコーチだったリペツキー氏で、その実態の一例として水分補給の禁止があったと一部で取りざたされたのだ。
こうした事態を受けて、リペツキー氏は自身のSNSで疑惑を否定。「私がアリサに対してトレーニング中に水分補給をさせなかったというウワサが流れていますが、これは全くの事実無根です。選手の健康と安全は、私のコーチングにおいて常に最優先事項です。アリサが水分補給を妨げられたり、身体的なニーズを満たすことを妨げられたりしたことは一度もありません」ときっぱりと強調した。
そして、リュウが一度引退した原因がリペツキー氏にあるとの臆測も強く否定する。「憎しみはやめてください。私たちは一緒にたくさんの楽しい時間を過ごしました。氷の上でゲームをしたり、彼女が友達と氷の上で遊ぶ時間を確保したり、たくさん笑いました。平日はたった4時間しか練習せず、土曜日は45分だけ、日曜日は彼女が別のリンクに行ったり、一人で練習したりしていました」と指導していた当時の状況を説明。
その上で「それは彼女がそうしたかったからです。彼女は決して何かを強制されたことはありません。彼女は自発的で、スケートが大好きでした。私はただ彼女の情熱を絶やさなかっただけです」と、リュウの意思を尊重した指導を行っていたと主張した。
この騒動のため、リペツキー氏に対して誹謗中傷があるようで「だから、私への憎しみはやめて、正しく理解してください」と訴えた。
〝アリサフィーバー〟は過熱する一方で、周囲の関係者も巻き込んでさまざまな騒動が起きてしまっているようだ。













