〝りくりゅう〟こと三浦璃来(24)、木原龍一(33=木下グループ)組が金メダルを獲得したミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートペアに、ロシア勢が参加できなかった経緯が不透明だとして2002年ソルトレークシティ五輪の同種目金メダリストで同国フィギュアスケート連盟会長を務めるアントン・シハルリドゼ氏が怒りをあらわにした。
シハルリドゼ会長は、ロシアのテレビ番組「リンク」に出演。その様子を同国メディア「スポーツ24」が伝えた。
ミラノ・コルティナ五輪では、ロシアから個人の中立選手と(AIN)としてフィギュアスケートの女子でアデリア・ペトロシャン、男子でピョートル・グメニクが出場。しかし、ペアやアイスダンスでは出場が認められなかった。ロシア勢の不在についてシハルリドゼ会長は「彼らが落選した基準は不明だ。最初に送られてきた、私たちが希望する候補者の名前を尋ねる書類には、最初から落選理由を説明する必要はないと明記されていたんだ。そのため、誰もそのことについて話そうとしない。私たちはほとんどその件について再び触れることはなかった」と出場許可が出なかったことは不可解だと追及。「アイスダンスとペアが落選したと知った時は、正直言って少し腹が立った」と怒りを示した。
そうしたじくじたる思いは、ロシアのペアが出場していれば金メダルは確実だったとの見方が同国で広まっているからだ。ロシアペアの現状について「総合的に見て、状況はかなり順調だ。フィギュアスケート界の動向にさまざまな面で遅れをとらず、おおむねトレンドに追随している。そしてリーダー的存在もいる。例えばペアスケートでは、ボイコワとコズロフスキーが今年、まさに絶好調だ。彼らは着実に進歩していると思う」と2022年北京五輪でりくりゅうよりも上位だった最強王者の〝ボイコワ〟の存在を強調。「彼らが4回転スローに挑戦し始めたことは大きな意味を持つ。それは他に類を見ない魅力であり、進歩の証しだ」と現在は圧倒的な力量を示しているとの見解を示した。
ロシアにとっては、ミラノ・コルティナ五輪でペアが出場できなかったことは痛恨だったようだ。












