河村たかし衆院議員は10日の衆院財務金融委員会で、片山さつき財務相に対して質問を行った。
前名古屋市長で〝庶民派〟として知られる河村氏は冒頭、「総理(大臣)を狙う77歳。サンキューベリーマッチと」とあいさつ。片山氏に対し「積極財政…これ。誰に対して責任を感じているわけ、これ、聞かせてちょうだい」と質問をぶつけた。
これに片山氏は「高市内閣では経済財政という考えのもとに戦略的に財政出動を行って、強い経済を構築すると同時に財政の持続可能性を実現する方針でございます。〝責任ある積極財政〟と言うのは、強い経済と財政持続可能性をバランスよく同時に実現することでありまして、それはいまを生きている国民と、未来を生きる国民の両方に対する責任でもあると考えております」と述べ、日々の市場動向、経済市況に目を配りながらマーケットからの信任を得るという考えを強調した。
河村氏は「まあ、当たり前のことを言っておられますが…」と指摘。「この前、片山大臣は『財政運営の中で野放図な財政政策を取るということではなくて、きちっと責任ある方を維持していく』ということでございました。私は零細企業出身だから、商売を大事にする。大臣が言われる責任というのは、やっぱり財務省を中心とする役人世界を守ると、こういう世界を言っているじゃないの?」と問うた。
片山氏は「いまから我々が官民で支え合って経済を強くしていくための危機管理投資や成長投資をしていく時に河村委員のお考えで基づいていきますと、官による支えとかはいらないと、それは過去20年、30年でそういった主張の方はいらっしゃいました。高市総理の言葉では、緊縮志向がしみついていた民間セクターは20年やってわかりましたから、だからやり方を変えているわけで、ご理解いただければありがたいなと思います」と答弁した。
河村氏は「まぁ、何を言っているか、あんまりわかりませんが」とした上で「官は官で意味はあると思いますけど、世界中を振り返ってもですね、本当に官による権力的な統治が優先するのか、それとも民間の商業がですね、それで暮らしを楽にして優先するのか、これは大変大きな問題、これは…。僕は民間を優先すると思っているんですよ。役人がボンボンばかりなると決まったことしかやらんわけ。財政のシンボルでいうと財政法4条と地方財政法5条、これは民間のお金を使っていかなければいけない規定があるわけです。やっぱり民間の商業を優先させなきゃ、これ」と強く訴えていた。












