ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子と団体で金メダルを獲得した米国代表アリサ・リュウ(20)が、競技改革を訴えた。

 五輪女王になったことで大フィーバーを巻き起こしているリュウ。しかし一度は引退するなど、頂点までの道のりは決して平坦ではなかった。

 これまで多くの苦難を経験してきた立場から、フィギュアスケートの競技特性に疑問を感じており、改革を強く訴えた。

 米紙「ニューヨークタイムズ」で「変化は100%必要です。現在のシステムは廃止し、新しいシステムを作る必要があると思います。率直に言って、競技システムとフォーマットが理解しにくいです」と提言した。

 まずは「試合が長すぎるため、誰も座ってすべてを観戦することはできません」とズバリ。ミラノ・コルティナ五輪では全ての選手が演技を終えるまで4時間を超えることもあり、近年他のスポーツも取り組んでいる試合時間の短縮を試みるべきだと主張する。

「それに、スコアの計算方法を理解していない人もいます。私も時々理解できないことがあります」。今大会でも採点がたびたび物議を醸しており、より分かりやすく透明性のある採点方法の構築を求めた。

 最後に挙げるのが「音楽は非常に重要なポイントです。著作権。アーティストが自分の曲に合わせてスケートをしてくれるのは幸運だ。でも、いつかその幸運がなくなるかもしれない」と警鐘を鳴らす。フィギュアスケートにおける著作権問題も注目されており、リュウも強調した。

 ニューヒロインはフィギュアスケート界全体の繁栄も願い、積極的に改革を発信していく構えだ。