昨年11月に引退したフィギュアスケート女子の元世界選手権女王エリザベータ・トゥクタミシェワ氏(29)が、現役への未練を吐露した。

 現役時代に絶大な人気を誇ったトゥクタミシェワ氏は、ミラノ・コルティナ五輪でロシア放送局のリポーターとして現地入りし、その姿が連日脚光を浴びた。

 そして大会を終え、元女王から注目発言が飛び出した。ロシアのフリージャーナリストでブロガーのイリヤ・バルラモフ氏のインタビューに登場。「私はキャリアを終える、それも後悔なく終えると言った。そして、本当に後悔はしていなかった。なぜなら、すべてを終わらせて新しいことに挑戦する時が来たという考えに、私はすでに至っていたからだ」と引退表明した際の心境を振り返った。

 ただ、こう続けた。「でも実は、もうこれ以上続ける力がないとか、スポーツに疲れたとかいう理由で辞めたわけじゃないの。フィギュアスケートはいつも大好きで、演技も大好きだし、国際大会に出るのも大好きだった。辞めざるを得なかったのは、たぶん、そのモチベーションがなくなったからだと思う。もし、少なくとも2年前に(国際大会への)出場が認められていたら、おそらく私は引退しなかったでしょう。なぜなら、スポーツで自分の実力を証明したいという思いが残っていたからです」とまだ現役に意欲があり、引退したのはロシアのウクライナ侵攻により国際大会への出場禁止が続いていたことが理由だと明らかにした。

 トゥクタミシェワ氏は実力、人気ともに健在だっただけに、今回の〝告白〟は注目を集めそうだ。