ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子で、ロシアから個人の中立選手(AIN)として出場したアデリア・ペトロシャン(18)が悲痛な思いを告白した。
ロシアのウクライナ侵攻により国家として国際大会への出場が禁止される中で、ペトロシャンは特例措置でミラノ・コルティナ五輪に出場した。しかし大会中はロシアの選手として欧米各国メディアの報道が過熱し、2022年北京五輪でドーピング違反のカミラ・ワリエワを指導したエテリ・トゥトベリーゼ氏との関係もクローズアップされるなどリンク外で注目される形に。競技では得意の4回転ジャンプで転倒するなどミスが出て6位に終わった。
そうした中で、ペトロシャンが自身のSNSで五輪を終えた本音を投稿した。
「オリンピックから少し時間がたちました。オリンピックは結果に関わらず、すべてのアスリートに自分自身をより深く知る機会を与えてくれます」と切り出した上で、こう続ける。
「ショックで、とても強い感情が湧き上がっています。私にとっては、まだつらいものです。ですが、それは普通のことです。目標はなく、自分の能力もまだ分からない。ただスケート靴を履いて、前に進むだけです」と精神的な動揺を吐露し、〝燃え尽き〟の現状を告白した。
それでも必死に前を向き「でも今、長い間私を支え、信じ、共に喜び、共に心配し、そして今、諦めないで、そして落胆しないでと声をかけてくれる皆さんに、心から感謝しています。皆さんの電話、メッセージ、コメントには、たくさんの温かさと優しさが込められています。心から感謝します。皆さんは素晴らしいです」とこれまでの応援に感謝の言葉をつづった。
難しい状況で重圧にさらされたペトロシャンの今後に注目が集まる。












