夢の挑戦となるか――。12年ぶりに最高峰の北米アイスホッケーリーグ(NHL)プレーヤーが各国代表に参戦して大きな注目を集めたミラノ・コルティナ五輪のアイスホッケー男子は、米国代表が劇的な優勝で金メダルを獲得した。そのドリームチームを本紙が直撃。同じ北米4大プロスポーツである米大リーグ(MLB)で活躍するドジャースの大谷翔平投手(31)に対して、NHLのスター選手がアイスホッケー転向へ〝緊急オファー〟を送った。
アイスホッケーは北米や欧州を中心に非常に高い人気を誇り、冬季五輪では花形競技。今大会も男子決勝が大トリで行われ、スター軍団同士の対決は米国が延長の末にカナダを撃破した。
特に今回の米国代表はスーパードリームチームだった。NHLの得点王に2度輝いているオーストン・マシューズや、高い得点能力を持つマシューとブレイディのカチャック兄弟ら超豪華メンバーが名を連ねた。
そんな氷上の格闘技は、日本が誇るトップアスリート・大谷ともつながりがある。エンゼルス時代の2019年1月に、同じカリフォルニア州アナハイムを本拠地とするダックスの試合で、始球式にあたる「パックドロップ」を務めた。両チームのロゴをあしらった背番号17の〝ユニホーム〟で登場し、パックを落とした。その際には地元メディアに対し、アイスホッケーの魅力について「当たりの強さだったり、エキサイティングする部分がすごく楽しい」と熱弁していた。
そこで米国ドリームチームを緊急取材すると、NHLのトッププレーヤーたちも、二刀流で野球界を席巻する大谷に熱視線を送っていることが判明した。
同ユタ・マンモスで主将を務め、オールスター4度出場の実績を持つクレートン・ケラー(27)は「たしかに大谷はかなり人気があるよ。昨年のワールドシリーズでも優勝したし、世界最高の野球選手だからね」と絶賛する。
では、もし大谷がアイスホッケーに転向したら成功するのか。「多分うまくいくだろうね。彼はかなり才能がある」とアスリートとしての総合的な能力が高いことから太鼓判を押した。
また、同ボストン・ブルーインズの副主将で、22年のオールスターにも出場したチャーリー・マカボイ(28)は「彼はすごい人気があるよ。信じられないアスリートだからね」と興奮した様子で語る。
さらに本紙を通じて「もしホッケーをやりたいと思ったら、ホッケーの選手たちに連絡を取れって伝えてくれよ。俺たちと一緒にホッケーしようぜ!」と大谷を〝緊急スカウト〟。リンク上での共闘を熱望した。
大物アスリートが他競技に挑戦する例はこれまでもある。元サッカーチェコ代表GKペトル・チェフは現役引退後、英国のアイスホッケークラブ「ギルフォード・フェニックス」と契約して公式戦にも出場。米プロバスケットボールNBAの〝レジェンド〟マイケル・ジョーダンも1度目の引退後は野球選手に転向し、ホワイトソックスと契約してマイナーで127試合に出場した。陸上男子100メートル&200メートルの世界記録保持者ウサイン・ボルトは、18年にサッカーのオーストラリア1部セントラルコースト・マリナーズに加入している。
大谷も〝セカンドキャリア〟として、アイスホッケー転向の可能性は十分ありえる。またはMLBで活躍しながら、シーズンの時期がずれるNHLにオフを利用して電撃参戦する〝三刀流〟も、不可能を可能にしてきた大谷なら決して夢物語ではないかもしれない。
大谷が前代未聞の挑戦をする日が果たして来るのか楽しみだ。














