高市早苗首相は25日の参議院本会議の代表質問で、衆院選の当選祝い名目で自民党議員側にねぎらいの気持ちを込めてカタログギフトを配布したと認めた。

 質問に立った立憲民主党の田名部匡代参院議員は「昨年、当時の石破総理は10万円の商品券を15名に渡し、物価高で苦しむ世論から批判を受け、謝罪され、商品券は返還されました」指摘した。

 高市首相は24日夜に自身のX(旧ツイッター)で自民党議員側にカタログギフトを説明し、支出には政党交付金を使用していないことを明かしていた。

 田名部氏は「総額はいくらになりますか、原資と目的についてご説明を願いします」と質問した。

 これに高市首相は「今回の大変厳しい選挙を経て当選したことへのねぎらい気持ちも込め、今後の議員としての活動に役立てていただきたいと考え、奈良県第2選挙支部として品物を寄付したものでございます」と説明した。

 その上で「品物は本体価格、プラスしてシステム料、プラス送料に消費税をかけまして1人分3万円で合計315人分になります。私が支部長を務める奈良県第2選挙区支部の政治資金からの支出となります。政党支部から議員個人への寄付として、法令上も問題はないものと認識をしております」と答弁した。

 ほかの野党はどう受け止めているのか。

 中道改革連合の泉健太衆院議員はこの日に更新した自身X(旧ツイッター)で「アホいうたらあかんよ。報道は『批判は必至。予算審議に影響を与える可能性』いつもこうやって野党を疑惑追及に向かわせてきた。でも乗る必要はない。中道は、国会で政策質疑を優先する」と投稿。「高市総理には、まず国会外で、会見や質問状で説明を求めよう。総理の対応が誠実かどうかは国民が判断する」とつづった。

 国民民主党の玉木雄一郎代表はこの日の衆院本会議終了後に行ったぶら下がり取材で「違法ではないけれども、国民のみなさまがどうお考えになるのか。そこはですね、(高市首相は)もう少し想像力を働かした対応があってもよかったのではなかったのかと思いますね」と語った。