ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子で金メダル候補の大本命だったイリア・マリニン(21=米国)が8位に終わったことを受けて、母国でも団体の日程変更論が拡大している。

 マリニンは男子シングルのショートプログラム(SP)で首位に立ちながら、フリーで失速してメダルなしの8位と惨敗。直前に行われた団体のSPとフリーに〝フル出場〟したことも敗因の一つとみられている。

 米メディア「ESPN」は2030年にフランス・アルプス地域で開催される次回大会で「フィギュアスケートの団体が変更される」と予測。「団体終了からアイスダンスまでわずか1日しかなく、男子シングルはその1日後。日程面で何らかの変更が必要なのは明らかだ。マリニン(本人)は8位の結果に終わった原因とは考えていないが、全く影響しなかったとは考えにくい」と指摘した。

 その上で「ISU(国際スケート連盟)と五輪が引き続き最高のスケーターを団体に出場させたいなら、適切な休息と回復の時間を確保し、個人のパフォーマンスに影響を与えないようにするための措置を講じる必要がある」と主張。日程変更は不可避であるとの見方を示した。