ミラノの悲劇だ。ミラノ・コルティナ五輪男子アイスホッケー決勝が22日に行われ、カナダが米国に延長戦の末、1―2で敗れて銀メダル。女子決勝でも延長戦で米国に1―2で屈しており、〝ホッケー大国〟として悔いの残る結果となった。

 今大会は12年ぶりに世界最高峰・北米アイスホッケーリーグ(NHL)プレーヤーが出場。男子カナダ代表は2014年ソチ大会以来の金メダルを目指し、同リーグで3度ハート記念賞(MVP)に輝いているコナー・マクデイビッド(エドモントン・オイラーズ)や、世界最高のセンターフォワードとの呼び声が高いネイサン・マッキノン(コロラド・アバランチ)ら銀河系集団で臨んだ。

 しかし決勝で米国撃破を果たせず、試合後に選手たちは悔しさをあらわにした。ミッチ・マーナー(ベガス・ゴールデンナイツ)は「最悪な気分だよ」と切り出し「考えてみれば、俺たちは全力を尽くした。何度も逆転のチャンスがあったのに。残念ながらこれがホッケーってやつさ。本当に悔しいよ」と心境を口にした。

 ニック・スズキ(モントリオール・カナディアンズ)は「みんなが予想していた通りの展開だったよね。ここには最強の2チームが集まっていた。俺たちは試合の大半を支配して、チャンスも多かったけど…どうしても決め切れなかった」と唇をかんだ。