トー横の治安は悪くなるばかりだ。警視庁は13歳の女子中学生を脅して売春させたとして19日までに児童福祉法違反や売春防止法違反などの疑いで派遣社員の森田永樹容疑者(30)を逮捕した。同容疑者は「親切心でやった。脅していない」と一部容疑を否認している。

 逮捕容疑は昨年4月、「金をつくってこい」と女子中学生を脅して40代男を相手に売春させた疑い。森田容疑者がSNSで客を募集していたという。警視庁が余罪を含め捜査を続けている。

 女子中学生は東京・歌舞伎町のトー横に出入りしており、そこで森田容疑者と出会ったという。同容疑者は「いもけんぴ」というあだ名でトー横では知られた存在だった。トー横に出入りする男性は「かいわいでは古株のようでそこそこ有名です」と話した。

 トー横といえば家庭や学校に居場所のない少年少女が集まる場所とのイメージが強い。しかし、実はそんなイメージと異なる人たちも最近は集まっているという。

「〝やりらふぃー〟という言葉があって、〝やりら〟と略されて使われることもあるのですが、今この言葉は不良とかヤンキーっぽい人のことを指します。そういった〝やりら〟の人が増えていて、彼らの間でケンカも起き、トー横は危ない場所になっています。いもけんぴも私からすると〝やりら〟に見えました」(同)

「やりらふぃー」はネット用語で、2020年にはギャル流行語大賞の1位になっている。もともとは「パリピ(パーティーピープル)」の意味だった。

 トー横の危険度はますます高まっている。