中道改革連合の代表選(13日投開票)が12日告示され、小川淳也衆院議員と階猛衆院議員が立候補した。衆院選の惨敗から党立て直しのスタートとなる日に中道から立憲民主党への出戻りを望む前職が現れ、ドミノ倒しとなりかねない。
この日、中道からの離党意向が伝えられたのは衆院選島根1区から出馬した亀井亜紀子前衆院議員だ。日本海テレビの取材に「何らかのタイミングで立憲に戻りたい」と立憲島根県連に復帰の意向を示した。
中道は前途多難で、衆院選に敗れた立憲出身者は大きく3つの問題に直面している。
1つ目は比例名簿の問題だ。衆院選では公明党出身の候補者が比例上位で優遇された。階氏は「原則は平等であるべき。特例がある場合は丁寧なプロセス」、小川氏は「すべての人がフェアを前提に党内融和を」と改善を約束したが、小選挙区で公明票を見込めることが合流のメリットで、比例中心で戦う公明出身の候補者との調整は難航を極めることが予想される。
次におカネの問題だ。次期衆院選の公認予定候補者や支部長となった場合は党本部から活動資金が支援されるが、衆院選の大敗で、政党助成金も大幅に減額される。ないソデは振れないとあって、小川氏は「限られた資源の中で、最大限、配慮を重ねていきたい」と言うのが精いっぱいだった。
参院議員と地方組織の合流問題も先送りされている。参院や地方議会では立憲と公明が別々にあり、当初は衆院選後に合流するとしていた。小川氏、階氏ともに当面は党勢回復に集中する考えを示し、立憲は今国会での公明の参院での統一会派結成の見送りを決めた。
「中道で当選した議員からも離党者が取りざたされています。惨敗を喫した中道は印象が悪すぎて、とてもこの先の選挙で戦えるとは思えない。2年後に参院選を控える参院組は立憲の看板で戦いたいと思うのは当然」(永田町関係者)
代表選の候補者もいずれの危惧に明確な答えを持ち合わせておらず、階氏からは党名変更プランまで飛び出した。亀井氏の出戻りが認められれば、ナダレを打って、立憲回帰となりそうだ。












