衆院選から一夜明けた9日、中道改革連合が役員会を開いた。大敗の責任をとって辞任の意向を示している野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表の後任を決める代表選について話し合った。

 報道陣には冒頭の撮影のみ許可された。野田氏と斉藤氏のほかに安住淳共同幹事長や馬淵澄夫共同選対委員長ら落選した幹部たちが居並び、沈んだムードを漂わせていた。

 約50分で役員会は終了。報道対応した野田氏は安住氏から共同幹事長辞任の話があったことを役員に報告し、自身と斉藤氏の共同代表辞任も伝え了承を得たと話した。

 野田氏は「斉藤さんを巻き込んで恐縮ですが平和な国をつくる趣旨でスタートしたが、どうしても時代遅れ感が2人にはつきまとった。種火がともっただけですが、これを守って大きくしていきたい。新しい体制でそれを早くしていきたい」と新体制に期待した。斉藤氏も「新しい時代感を感じられるような清新な方を選出したい」と話した。

 立憲のコアな支持層を切り捨てたのではないかと記者から質問されると、野田氏は「コアな支持層に説明する時間がなかったのも一因。これからも考え方が大きく外れたわけではないと言っていきたい」と語った。

 中道の代表選は12日告示、13日選出で調整が進んでいる。野田氏と斉藤氏は新代表選出まで共同代表を続けるという。今後も共同代表制かどうかについて、野田氏は「新しい代表が決めていく」と単独代表もあり得るとした。

 かつて民主党政権で活躍したベテランが落選し、民主党時代の一区切りとも指摘されている。野田氏は「自民党に代われる器を作ろうと苦楽を共にしてきた人たちが一気に議席を失った。痛恨の極み。岡田(克也)さんからはこれからも応援に入りたいと、これからも政治活動は続けたいと。そういう思いを引き継いでいかないといけない。1つの世代が退いたのではなく活動していくとも言っている。そういう思いを受け止める政党として育てていければ」と話した。