卓球女子シングルスで2024年パリ五輪銅メダルの早田ひな(25=日本生命)が、再スタートを誓った。

 4連覇の懸かる全日本選手権最終日(25日、東京体育館)のシングルス決勝では、3年連続で世界ランキング7位の張本美和(17=木下グループ)と対戦。1―0の第2ゲーム以降は3ゲーム連続で落とし、苦しい展開に。3連覇の意地を見せ、第5ゲームから2ゲームを奪い返したが、初優勝に燃える張本の猛撃に屈した。

 早田は今大会を通して「強くなる」をテーマに1試合ごとに挑んだ。「今日の決勝は間に合わなくて負けてしまったが、1―3負けからの、自分の新たな強さは感じた。試合の中でも成長を感じる部分もあるので、反省点だけに目を向けずに、これからも頑張っていきたい」と収穫もあった。

 24年のパリ五輪では初出場ながら銅メダルを獲得したが「パリ五輪の自分に執着したくない」。だからこそ「もう1回強くなりたい。結果がついてくるかは分からないが、強化してみて、またいろんな感覚が研ぎ澄まされていき、最終的に五輪の選考やWTTなどで、パリ五輪前よりもさらに進化した自分をつくり上げられるように頑張っていきたい」とさらなる躍進を誓った。