卓球女子シングルスで初の日本一を目指す張本美和(木下グループ)が〝粘り強さ〟を発揮した。

 全日本選手権最終日(25日、東京体育館)の準決勝では、横井咲桜(ミキハウス)と対戦。6回戦で伊藤美誠(スターツ)を破った好敵手との一戦は、第1ゲームを8―11、第2ゲームもジュースの末に14―16で落とした。

 苦しいスタートとなった張本は第3ゲームを11―5、第4ゲームを11―3で取り返す。第5ゲームを6―11で落とすも、第6ゲームは11―3で奪った。運命の第7ゲームは一進一退の攻防を制し、4―3で勝利を収めた。

 直近2大会はいずれも決勝で早田ひな(日本生命)に黒星を喫して準優勝。今大会も決勝は早田と相まみえる。

 24日は父・宇さんの誕生日で、準々決勝後には「誕生日おめでとうのひと言しか言っていない。正直すごく緊張していたので口数が少なかった」と苦笑いしつつも「やっぱり明日にもっといいプレゼントをしたいなって思っている。お母さんもちょっと前に誕生日だったので、いいお祝いができたらと思う」と語っていた。

 悲願の日本一へ、マジックは1となった。