K―1創始者の正道会館・石井和義館長(72)が、昨年大みそかにカリスマ・朝倉未来(33)がラジャブアリ・シェイドゥラエフ(25=キルギス)に大敗したRIZINについて語った。格闘技界が騒然となった戦いについて、石井館長が思うこととは――。
ビッグマッチが並んだ昨年大みそかで、最も注目されたのが未来が挑んだRIZINフェザー級王座戦だった。ファンの大きな期待を背にリングに入った未来だが、結果は1ラウンド2分54秒TKO負け。最後はバックマウントでなすすべなく打撃を受け、眼窩底骨折の大ケガも負った。
石井館長は「朝倉選手が負けたのは〝事件〟ですよね」と言い切る。まず注目するのが、イベントとしての今後だ。眼窩底骨折という診断に「すぐには試合ができないわけですよ。無理をすれば見えなくなることもあるわけだから」と指摘。イベントの人気を支えてきた未来が戦線離脱を余儀なくされるだけに「彼を中心として動いてきたRIZINや格闘技界の構図がこれからどうなっていくのかが見どころですよね。半年後にしても復帰ができるか分からないんだから」と力説した。
一方で、物議を醸した試合のストップのタイミングに言及だ。賛否が飛び交うが、石井館長は「僕からすると〝なんでそこまでやらせたのかな〟と思います。もっと早く止めてあげるべきだよね。ちょっとズルい話だけど(RIZINの)先のことを考えて早く止めた方が良かったんじゃないかなって」とプロモーター目線で指摘した。
とはいえ「レフェリーだけの判断では止められないですよ」と難しい決断だったことを認める。その上で私案として「僕なら『(危なくなったら)早く止めろよ』ってレフェリーに事前に言っておきますね。『怒られてもいい。俺らが責任を持つから』と言っておくべきだと思います。本人は絶対タップしないでしょうから」と提言した。
それでも、今年の格闘技界については「RIZINの独り勝ちが続くでしょう、まだまだ」と見る。そして「榊原さんには頑張ってほしいですよね。新しいスターをどんどん作っていこうとしてるでしょうし」と榊原信行CEOの手腕に期待を寄せるのだった。












