フィギュアスケート男子で2026年ミラノ・コルティナ五輪代表の佐藤駿(21=エームサービス・明大)は、憧れスケーターの演技動画でモチベーションを高めている。

 6位入賞を果たした25年世界選手権ころから、自身の演技前に他のスケーターの演技動画を視聴するルーティンを開始。「スケートを見た後ってすごくスケートをしたくなるというか、なんか早くやりたいなって気分になる。動画を見てから本番に臨んだら『早く試合したい』というすごくいい気持ちで臨めるんじゃないかなと思った」と狙いを語った。

 今季は五輪前哨戦のグランプリ(GP)ファイナルで銅メダルを獲得するなど、新たな取り組みの効果はテキメン。特に同じ宮城・仙台市出身で五輪2連覇を達成したプロスケーター・羽生結弦の演技動画がイチオシだという。「羽生さんの19年のGPファイナルと(同年GPシリーズ)カナダ大会のフリー(Origin)がすごい好き」と明かした。

 14年ソチ五輪で日本男子初の金メダルに輝いた羽生の姿を通じ、五輪への夢を抱いた佐藤。月日が流れ、今度は佐藤が五輪に出場する立場となった。13日には埼玉県内で練習を公開し「僕の演技を見て、この舞台(五輪)に立ちたいと思っていただけるような演技を目指して頑張りたい。羽生さんのようにすばらしい演技ができたら」と決意を述べた。

 五輪開幕まで1か月を切った。目標のメダルを獲得へ、残された時間でプログラムの質をより一層磨いていく。