フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全米選手権7日(日本時間8日)で、米国のダブルエースが驚きの点数をたたき出した。

 この日のショートプログラム(SP)では全米選手権2連覇中のアンバー・グレンが83・05点で首位発進。グランプリ(GP)ファイナル覇者のアリサ・リュウも81・11点で2位につけた。国内大会は国際スケート連盟(ISU)公認ではなく、あくまで参考記録だが、昨年12月の全日本選手権で坂本花織(シスメックス)がマークした79・43点を上回った。

 米メディア「NBCスポーツ」は「アンバー・グレンは女子SPで全米選手権における米国人女性の最高得点を記録。この演技はシーズンを通して着実に自信を深めてきたグレンにとって、まさに物語の続きとなった」と報じた上で、グレンの「本当にうれしいです。スコアはすごく高くて、予想外だった」とのコメントを紹介した。

 またリュウについては「復帰シーズンを象徴する成熟度と洗練度をさらに高めた」と伝え、リュウ自身も「このSPには本当に満足している。今までで一番好きなSPだと言える」と手応えを口にしたという。

 グレン、リュウはともにミラノ・コルティナ五輪で坂本と表彰台を争うライバル。大一番に向けて調子を上げているようだ。