フィギュアスケート男子で2026年ミラノ・コルティナ五輪代表の佐藤駿(エームサービス・明大)の〝完璧主義〟は、競技面以外でも垣間見えていた。

 浅野敬子コーチが「毎日絶対これはやると決めたことはきちんとやっていた」と振り返るように、小学校時代から地道に努力を積み重ねてきた。佐藤も「結構何か1つを完璧にできるまでやっちゃう」と自己分析するも、スケート以外でも満点を追い求めてしまうと明かす。

 埼玉アイスアリーナを拠点とする仲間らと大人気ゲーム「マインクラフト」に熱中した際には「クリアするまでというか、朝方までやり続けても終わりまではいかないけど、自分でやる前にここまでは行きたいと思ったところまで絶対やろうと。どれだけ朝かかってもやっちゃうのはある」と苦笑い。シーズンオフの際には朝の4~5時ごろまで取り組んでいたこともあったという。

 ただ、現在は五輪前の大事な時期。プログラムの完成度アップを目指す佐藤は、13日に埼玉県内で練習を公開し「メダルを取りたい思いはすごい強いが、周りの選手のことはあまり気にしないで頑張っていきたい」と力を込めた。残された期間でさらなる磨きをかけ、表彰台をつかみ取る。