フィギュアスケート全米選手権の結果に対し、ロシアメディアが歓喜に沸いている。

 10日まで行われた全米選手権の男子はイリア・マリニンが優勝し、アンドルー・トルガシェフが2位、マキシム・ナウモフが3位。いずれもロシアと縁の深い選手が表彰台を勝ち取った。さらに、この3選手が2月のミラノ・コルティナ五輪の代表選手に内定したことで、複数のロシアメディアが特集記事を掲載している。

またもアクロバティックな滑りを披露したイリア・マリニン(ロイター)
またもアクロバティックな滑りを披露したイリア・マリニン(ロイター)

 ロシアメディア「SPORTS24」は「私たちのスケーターが表彰台を独占した」との見出しを立てた上で「全米選手権で表彰台に上がった選手は、全員ロシア語圏出身だったことは注目に値する。ロシアにルーツを持つスケーターたちが、米国で開催された重要な大会で文字通り表彰台を独占したのだ」と大々的に報道。同メディア「sports.ru」は「全米選手権はロシア勢の勝利で幕を閉じた」と伝えた。

 国際スケート連盟(ISU)は、ウクライナに軍事侵攻を続けるロシアと同盟国ベラルーシの選手を2022年3月から除外。ただ、ミラノ・コルティナ五輪は「個人の中立選手」として出場が容認された。ロシア勢の男子はピョートル・グメンニクが出場するが、米国戦士にも熱視線を送られているようだ。