第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で6位だった駒大の藤田敦史監督が、エース・佐藤圭汰(4年)に感謝の言葉を送った。

 大会1か月前に疲労骨折した佐藤は急ピッチで調整。3日の復路は10区に起用されると、1時間7分31秒の区間新記録を樹立した。指揮官は「直前まで状態がわからなかった」というが「本当に頼もしかった。4年間やってきて、しかも最後のレースだったので、本当に1年生の時からすごかったけど、より頼もしくなったというような背中だった。それを見られただけでもなんか幸せだなという気持ちになった」と振り返った。

 今大会は万全な状態で挑めなかったものの、世界での活躍が期待されるランナーの1人だ。「どれだけ記録、結果を出しても彼は満足しない。それが彼の強さという部分の根底にあるもの。どれだけ結果を出しても満足しない、いろんなものに対して、いろんな準備をするとか、それができる能力って、できるようでなかなかできないもの。それがあって体の能力も備わっているところが一番すばらしいだと思う」と語った。

 その上で「小さい枠に収まる選手ではないと思っているので、どんどん世界に出て行って、世界で戦えるような選手にぜひなってほしい」とエール。箱根路での悔しさをバネに、世界に羽ばたくことはできるか。