第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、悲願の初優勝を目指す国学院大が確かな爪痕を残した。

 2日の往路は1区の青木瑠郁(4年)が7キロ付近で先頭集団に追いつくと、17キロ付近で先頭に立った。そのまま後続を引き離し、1時間0分28秒の新記録を樹立。2区では6位に後退したが、5区の高石樹(1年)が初の箱根路で山上りを務め、1時間10分5秒の区間4位の力走を披露。5時間20分2秒の4位で終えた。

 往路優勝には届かずも、1区終了時点では先頭でタスキリレー。箱根路で国学院大がトップを経験したのが今大会が初めてだった。前田康弘監督は、青木の快走に「彼は彼なりに考えた結果でちゃんと区間新を出した。タスキを先頭でつないだことがない大学なので、それを果たしてくれたのは、歴史的に非常にデカい」と喜びをあらわにした。

 3日の復路は1分54秒差で首位の青学大を追いかける。「全然諦める差ではない。どんどん前を追いかけていきたい」と強気な姿勢は健在で「区間配置はまた変えるが、復路の方が往路組より調子が良い。それなりの走りができる若い選手がそろっているので、攻めながら。まだ差が2分もないので、6区が終わってどうかというところ。しっかり前を追いかけてレースをしたい」と逆転劇に意欲を見せた。