ボクシングの元2階級制覇王者・寺地拳四朗(33=BMB)が挑むIBFスーパーフライ級タイトルマッチが試合前日に中止となった。

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)らとともにサウジアラビア・リヤド開催の「ナイト・オブ・ザ・サムライ」(27日)で、寺地はIBF世界スーパーフライ級王者ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)に挑戦する予定だった。しかし試合前日の26日、専門誌「リング」は「ガルシアが体調不良により土曜日の試合を欠場することが決まった」と報じた。

 ガルシアは前日計量をクリア。食事をとった後に体調が急変し、緊急入院した。主催者は診断結果から試合に出場できないと判断したという。同誌によると、ガルシアのマネジャーを務めているショーン・ギボンズ氏は「すべて順調でした。何を口にしたのかはわかりませんが、胃の調子が悪くなった。そこで検査を受けたが、万全とは言えない」と説明した。

 寺地は3階級制覇がかかる一戦に向けて「すごくワクワクしている。いつも以上も実力が出せる」と語っていただけに、王者の欠場にショックを受けているのは間違いない。また世界戦は中止となるが、主催者は試合実施に向けてガルシアの代替選手を探しており、開催可否はまだ明らかになっていない。