〝悪童〟が激白だ。ボクシング興行「SAIKOU×LUSH」と契約する元世界3階級制覇王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン=36)が、同興行ファウンダーで元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(39)とともに本紙の単独インタビューに応じた。10月25日キルギス大会で、興毅氏のいとこの京之介(MR)に判定負けした試合を巡り、母国で報じられた八百長疑惑を完全否定。同郷の元世界5階級制覇王者のノニト・ドネア(43)や、世界3階級制覇王者の中谷潤人(M・T)への〝本音〟も明かした。
――八百長疑惑に関してはフィリピンメディアが報道。その後に本紙は興毅氏を直撃し、否定していた。今回カシメロは関係各所の許可を得て試合が組まれ来日。八百長は事実認定されていない。改めてこの件について聞きたい
興毅氏 聞いてあげて。実際こうやって来てるわけやから。カシメロ、八百長?
カシメロ ノーヤオチョウ!!
――フィリピンのニュースでは、お兄さんが復活するために負けたという意味のことを言ったと報じられている。本当に言ったのか
カシメロ 八百長の事実はない。ソーシャルメディアではネガティブな投稿が多かったが、本当はこれから神の、カシメロのための大きな計画がある。将来に向けて、もっと大きい試合で勝つ計画があるかもしれない。
――27日には元日本ユーススーパーバンタム級王者の溝越斗夢(LUSH)戦(愛知県国際展示場)を控える。調子はどうか
カシメロ とても調子はいい。27日の試合は楽しみにしてくれ。
――17日にはWBA世界バンタム級の団体内王座統一戦で、正規王者の堤聖也(29=角海老宝石)を相手に43歳のドネアが素晴らしいファイトを見せた
カシメロ ドネアと比べてもステータスが違うから、1対1では比べられない。ドネアの相手も人気のない者ばかりで話にならない。
――ドネアが戦ったのは世界王者だが…
カシメロ ドネアは以前は人気だったが、俺と一緒に戦っていた時は俺がナンバーワン、ドネアが2番目だった。最近はドネアもニュースになって人気になっているが、それはタイトルマッチを戦っているだけだからだ。俺はフィニッシュまで戦える。ドネアはフィニッシュしない。
――今は世界王者と戦えない位置まで落ちている。復活の道をどう考えているか
カシメロ 27日の試合で結果を見せる。そこからどんどんいい結果を見せて、ビッグファイトを期待したい。亀田プロモーションに組んでもらいたい。
興毅氏 カシメロは世界の3階級チャンピオン。素晴らしいボクサーやから今回、日本のファンに力があるところを証明して、みんなに強い姿を見せてもらいたい。僕はプロモーターとして来年、彼を世界に持っていけるように全力でやる。
――世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)や中谷が、同じ日にサウジアラビアで試合を行う
カシメロ 井上は簡単そうな試合だ。ピカソは相手にならないと思う。中谷も同じように簡単な試合になりそうだ。中谷と井上の試合は楽しみにしている。(来年5月に予定される)尚弥対中谷は楽しみだ。
――勝った方とやりたいか
カシメロ 中谷が勝つと思う。中谷が勝ったら、かかってこい!
☆ジョンリル・カシメロ 1989年2月13日生まれ。フィリピン・オルモック出身。2007年6月にプロデビュー。ライトフライ級でIBFとWBO暫定、フライ級でIBF、バンタム級でWBOと世界3階級を制覇。挑発的な発言に加え、24年10月には日本での試合で体重超過したことで日本ボクシングコミッション(JBC)から1年間の招聘禁止処分を受けるなど度々トラブルを起こし、「問題児」「悪童」などと呼ばれている。右ボクサーファイター。身長163センチ。












