スピードスケート女子500メートルで2026年ミラノ・コルティナ五輪代表を確実にした吉田雪乃(22=寿広)は〝課題解決〟のキーマンになり得る可能性を秘めている。
今季はW杯第4戦で金メダルを獲得。表彰台にも3度立つなど、ミラノ・コルティナ五輪に向けて一歩ずつ階段を駆け上がっている。25日には全日本選手権(26日開幕、長野・エムウェーブ)の前日練習に挑み「500メートルに関しては自分の課題としているところを一つでも克服できるようにしたい」と決意を述べた。
近年のスピードスケート界は18年平昌五輪女子500メートル金メダルの小平奈緒さん、22年北京五輪で女子1000メートルの金を含む4個のメダルを獲得した高木美帆(TOKIOインカラミ)ら絶対的エースが代表チームをけん引してきたが、次世代の育成がミッションとなっていた。
あるスピードスケート関係者は今季開幕前に「スノーボードやフィギュアスケートは世界で活躍する若い選手が出ているけど、スピードスケートは世界で戦える選手がなかなか出てきていない」と複雑な心境を吐露。ただ、吉田がW杯で高パフォーマンスを見せたことで、スピードスケート界の未来に明るい兆しが見えてきた。
その吉田は今大会のレースを通じ「前に使っていたブレードに戻して、どういう感じなのかを確かめてみる」と最適解を探す構え。開幕約40日となった大一番へ、自らの理想像を追い求める。












