【RIZIN】青木真也 大みそかの格闘技イベント「RIZIN師走の超強者祭り」(さいたまスーパーアリーナ)も目前となった。今年も注目カードが並ぶビッグマッチを〝バカサバイバー〟こと青木真也(42)がぶった切る。まずは、RIZINフェザー級王座戦だ。

 今大会でもっとも注目を集めているのは、朝倉未来(33)がラジャブアリ・シェイドゥラエフ(25=キルギス)に挑むフェザー級王座戦だ。RIZINで絶対的な強さを誇り続けているシェイドラエフに未来が立ち向かう図式で、青木は「パターンとしてはワンサイドでシェイドライフがすぐいく(仕留める)か、朝倉さんが〝朝倉塩明神〟となって塩に引きずり込むかっていう戦いになると思う」と声をしゃがれさせる。シェイドゥラエフの圧勝か、未来がスタンドでのこう着戦に持ち込んだ末に勝利をもぎ取るか2つのパターンの試合展開が考えられると予想する。

 それでも実際はシェイドゥラエフが圧倒的有利として「向き合った時にシェイドゥラエフの圧力がどれだけかかるかで決まると思う」と序盤で試合の流れが決まると断言。これに対し、未来サイドの〝勝機〟を「朝倉さん単体の圧力が勝ることはない。だけど会場の〝多勢に無勢〟な雰囲気も含めてシェイドゥラエフが『なんだここは』ってなれば、あるいは…」とメガネを光らせる。会場の声援などでシェイドゥラエフが動揺するようなことがあれば未来にもチャンスがあると見ているのだが「でもさ、相手もそんなの想定済みだからなあ…。考えれば考えるほど、難しいよね」とため息をついた。

 そうした背景なども含めて、試合展開を「シェイドゥラエフが普通に組みに行くと思う。組みに行く中で振り回す打撃が当たる可能性がある。もしくは組んで倒してドカンドカンぶん殴るか」と読む。さらに「よく『未来はクレベル・コイケの寝技をしのいだ』とか言うけど、あれは〝柔術寝技〟で種類が違う。シェイドゥラエフはケラモフと同じ『ドカン!』といく、強さを押し付けるグラップリングなんだ。つまり全くの別物だから参考にならない」と未来にとって困難な試合になるとした。

 それでも青木は「でも別にこれ、朝倉さんは負けても〝挑戦した勇者〟として評価されるはずだよ。だからちゃんと〝朝倉未来経済圏〟は負けたとて、雨降って地固まる的なところはあると思う」とご丁寧に試合後の風向きまで分析。最後に「今年もしゃべらなきゃいけない試合がたくさんあるな」とつぶやくと自転車にまたがったままトークのスピードをあげるのだった。