スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(24)は来夏の北中米W杯に向けて苦境に立たされている。今シーズン、なかなかコンディションの上がらない久保は9月の日本代表戦で左足首を負傷。チームに復帰するもリーグ5試合連続でスタメン落ち(ベンチ&欠場)と評価を下げた。

【日本の至宝はW杯で輝けるのか(2)】すでに新シーズンが開幕している中、8月末が締め切りの夏の移籍市場で欧州ビッグクラブ加入に失敗した久保は9月に入ると〝傷心〟の影響なのか、自身のパフォーマンスも急下降する。日本代表として臨んだ米国遠征のメキシコ戦(9月6日、カリフォルニア州)では相手選手と接触し、左足首を負傷してしまった。

 Rソシエダードはここまで2分け1敗と白星なし。今シーズン前にスペイン代表MFマルティン・スビメンディがイングランド・プレミアリーグのアーセナルに移籍するなど主力の流出がとまらず、チームとしても苦戦を知られていた。しかも攻撃の要と期待される久保が負傷を抱えるという窮地に立たされた。

 日本代表からRソシエダードに戻った久保がベンチスターとなった9月13日のレアル・マドリード戦(●1―2)に敗れると、2試合ぶり先発した同19日のべディス戦(●1―3)ではリーグ200試合出場を果たすも、負傷の影響から精彩を欠いた。地元メディア「エル・デスマルケ」は「タケが100%ではないのは明らかだ。チームが調子を取り戻すには日本人(久保)が調子を取り戻さなければならない」と報じたほどだ。

 チームの低空飛行が続く中、痛みを抱える久保は9月28日のバルセロナ戦から2戦連続でスタメン落ちする中、10月の国際マッチデーで日本代表に参加。時間限定出場ながらブラジル戦で勝利に貢献。しかしチームに復帰すると、リーグ5試合連続で先発を外れる事態となった。