レスリング五輪2大会銅メダリストの浜口京子(47)が気ままに語る連載「気合でGO!」の特別企画として3回にわたって京子の今をお届けする。第2回は憧れた人たちについてだ。
【浜口京子 気合でGO!】12月、ソフトボール女子日本代表の元監督、宇津木妙子先生の旭日小綬章受章とソフトボール人生60年を祝う会に出席させていただきました。教え子の方やスポーツ関係者がたくさんいらして、それはそれは盛大でした。宇津木先生が長年誠意を込めて競技、指導を続けてこられたからこそ、と感動しました。
宇津木先生の言葉には何というか人の心を浄化する作用があるんです。私もそんな温かい人になりたいなと思いました。先生は着物のまま高速ノックの「速射砲」をやられて。私も15球ぐらい受けさせてもらいました。
パーティーには、憧れの王貞治さん(プロ野球ソフトバンク球団会長)がいらっしゃいました。昔から大好きで。いや、好きを超えて尊敬する大レジェンドです。その王さんが私の目の前に立っていらっしゃるではないですか!
あまりに恐れ多くて近寄れない。自分なんかがごあいさつできるお方ではないと固まっていたら、王さんの関係者の方がこちらに気が付いて、私のことを伝えてくださったんです。
すると王さんが私に「大活躍ですね」って声をかけてくださったのです。あまりにうれしくて、舞い上がって。「ありがとうございます」と絞り出すのが精いっぱいでした。王さんの言葉は、自分のなかで絶対に忘れられない〝黄金ワード〟になりました。
宇津木先生や王さん、テニスの伊達公子さんやサッカーの三浦知良さんといった、いくつになっても、競技とさまざまなかかわり方で誠実に向き合っている大先輩に憧れます。私もそういう方たちに近づきたいな、と思っています。












