2024年の東京都知事選で、現職の小池百合子都知事に次ぐ165万票を集め〝石丸旋風〟を巻き起こした前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏。SNSを駆使し、政治に興味のない若者層を取り込み、これまでの選挙の在り方を変えたと言われている。
選挙特番では、いわゆる〝石丸構文〟で社会学者の古市憲寿氏や元乃木坂46の山崎怜奈の質問を一蹴したことでも話題となった。
都知事選後の去就に注目を集まっていたが、25年1月に地域政党「再生の道」を立ち上げた。「国民の政治参加を促す」ことを目的とし、党議拘束はしないという、これまた常識破りのものだった。
しかし、東京都議会選挙では候補者を一般公募し35選挙区に42人の候補者を擁立したが全員が落選。続く参院選でも擁立した10人(東京選挙区1、比例9)全員が落選し、2連敗。石丸氏は規定路線だったことを強調し、同党の代表交代を発表、後任には京都大学大学院博士課程2年の奥村光貴氏が就任し、石丸氏は退任した。
現在、石丸氏と再生の道は、日本の維新の会と創始者の橋下徹氏のような関係性だが、〝看板〟を失った再生の道の存在意義が問われているのが実情だ。既存政治打破への期待を集めていた石丸氏自身だったが、その存在感も薄れつつある。
「またどこかの選挙に出る可能性はありますが、その間に地上波に呼ばれることはないでしょう。選挙特番での高圧的な物言いで敵を作り過ぎた。上層部の石丸アレルギーは相当ですから」(テレビ局関係者)
そんな石丸氏だがネットでは相変わらずの人気だという。石丸信者といわれる熱狂的な支持者に加え、ユーチューブ関係者からのオファーが殺到。テレビプロデューサー高橋広樹氏が手掛ける「ReHacQ」九州の支局長に就任し、福岡に移住することを発表した。
「MCを任せられたり、ユーチューブの仕事がどんどん増えている。これからはインフルエンサーとして影響力を発揮していくんじゃないないかと思う」(永田町関係者)
まだまだ捨てたものではないということか。












