土壇場の電撃移籍だ。ポスティングシステムでMLB球団移籍を目指していた村上宗隆内野手(25=ヤクルト)が、ホワイトソックスと契約合意したと21日(日本時間22日)に米メディアが一斉に報じた。契約は2年総額3400万ドル(約53億6000万円)とみられる。
交渉期限となる米東部時間22日午後5時(同23日午前7時)が目前に迫った中、ついに新天地が決まった。当初は令和初の3冠王に複数の球団が関心を示し、獲得競争がシ烈を極め、価格も高騰するとみられていた。しかし、ずば抜けた長打力とともに三振率や守備面のもろさが相次いで指摘され、村上の移籍に関する情報はピタリと途絶えていた。
交渉期間は11月7日(同8日)から始まり、45日間。期限ギリギリまで〝長期化〟した背景として、スペインの大手紙「マルカ」(電子版)は村上が業務を委託する米大手マネジメント会社と、獲得を狙った球団との〝温度差〟を挙げている。
それによれば「交渉に詳しいMLB関係者」の話として「エクセル・スポーツ・マネジメントの高額な要求が、彼の市場価値を制限した可能性がある」と報道。「『25~30本塁打の選手に対して多額の契約金を要求していたが、打率は低く三振が多い』とアナリストは指摘し、交渉が最終期限直前まで長引くと予測していた」という。
何にせよ、念願がかなってついに実現するMLB挑戦。ホワイトソックスは2年連続で地区最下位に沈むが、村上の加入で一気に息を吹き返すかもしれない。












