女子プロレス「スターダム」のタッグ「なつ&さおりー」(なつぽい&安納サオリ)が、チーム200キロ(橋本千紘&優宇)に気合を注入された。

 今年デビュー10周年を迎えたなつ&さおりーは、今月28日に現役を引退する優宇との対戦を熱望。2人は新木場1stRINGでの大会(18日)を急きょ開催し、チーム200キロと最初で最後のタッグマッチが実現した。

 体格差のあるチーム200キロに何度も踏みつぶされた2人だったが、10年間で積み重ねたタッグ力を武器に立ち向かった。

 だが10分過ぎなつぽいが橋本にフェアリアルギフトを狙うと阻止されピンチに。橋本にコーナーでスリーパーホールドで絞め上げられ絞首刑に処された上に優宇のキャノンボールをくらうと戦意喪失してしまう。それでも安納が橋本に投げっぱなしジャーマンを見舞うと、なつぽいもフェアリアルギフトを投下。追いつめたなつ&さおりーだったが、優宇に2人まとめて抱え上げられるとマットに叩きつけられてしまった。

 その後敵軍から合体ダイビング・ボディープレスを浴びせられたなつぽいは橋本のラリアートをカウント2で返しフェアリーブリンクを狙った。だがこれを押しつぶされたなつぽいが橋本に上四方固めで押さえ込まれ3カウントを献上した。

 試合後マイクを持った橋本から「最後の戦いだけど勝負にこだわりたいし、どれだけこのマットに背中をつけて3カウント取れるのが超大事だから。その力が今日はうちらが上回ってたから。なつぽい、両国でSareeeに執念で3カウントを取って来いよ」と29日の両国国技館大会でSareeeと対戦するなつぽいにエールを送られた。

 そして優宇からも「こんなすてきな場所を用意してくれてすごい感謝してる。なつぽいとは別のタッグで両国で試合したのすごく覚えてる。安納とはチーム200キロとしても個人としてもめちゃくちゃ戦ってきた。お前も両国国技館でしっかりベルト取ってこいよ!」と両国大会でワールド王者・上谷沙弥に挑戦する安納へ応援の言葉を送られた。

 2人の言葉に目に涙を浮かべたなつぽいは「今日はありがとうございました! うちらにとってめちゃくちゃ大事な試合が組まれてる前にチーム200キロと戦えたこと体にも心にも深く刻まれました。ただ、もう2度とやり返せないのが悔しい。もう1回がない世界の戦いがこんなにも重いってことを改めて感じました。もう1回やりたい…だけど、今日の負けも絶対に無駄にしないから! 優宇さんまたいつかあるかわからないけど、戦いましょう」と呼びかけた。

 安納も「おかわりしたな…でもないんやもんな。なつみ(なつぽい)とゴッデスのベルトを持った時に戦いたい相手に1番に名前が挙がったのは2人だった。でもその時はかなわなくて…今日戦えてよかった。なつ&さおりー、おいしかった?」と問いかけると、優宇から「めちゃくちゃおいしかったよ!」と笑顔を向けられた。

 最後は橋本の呼びかけで「ごちそうさまでした!」と合唱し大会を締めた。