ドジャースの大谷翔平投手(31)は投打二刀流が完全復活する2026年に打者でどんな成績を残すのか。ターゲットは史上3人目の3年連続50本塁打だろう。2年連続でさえも大谷とヤンキースのジャッジを含めて7人だが、3年連続は4年連続のマグワイア(カージナルス=1996~99年)とソーサ(カブス=98~2001年)の2人だけ。3度目の50発もベーブ・ルース(ヤンキース)、マグワイア、ソーサ、ジャッジ、ロドリゲス(レンジャーズ、ヤンキース)に次いで6人目だ。

 米データサイト「ファングラフス」は成績予測システム「Steamer」による来季の大谷の成績予想を掲載している。同システムは過去の成績をもとに、加齢も考慮して算出しており、精度は高いとされる。142試合に出場して43本塁打はジャッジと並んでメジャートップタイ。98打点は100の大台に届かないものの、ナ・リーグトップ、打率2割7分5厘、22盗塁だ。

 いずれも低めの数字で“大谷をなめているのか”“低すぎる”との異論が出そうだが、実は吉兆なのだ。24年の予測は150試合、39本塁打、106打点、打率2割7分3厘、20盗塁だったが、結果はご存じの通り。54本塁打、130打点、59盗塁で史上初の「50本塁打―50盗塁」を達成した。打率も自己最高の3割1分をマークするも4厘差で3冠王を逃した。

 今季も150試合で43本塁打、104打点、打率2割8分、34盗塁の予想だったが、158試合で自己記録を更新する55本塁打、102打点、打率2割8分2厘、投手復帰でセーブしたこともあり20盗塁だった。

 本塁打に限れば、精度が高いとされる同システムの予測を2年連続で10本以上、上回っておりまさに予測不能。実際、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦の6回0/3を無失点で10三振、3本塁打は想像すらできない。大谷は来季、どんな歴史を刻むのか楽しみしかない。