来年6月の北中米W杯が迫る中、森保ジャパンを支える〝応援〟の裏側に迫った。
日本代表は10月に初めて王国ブラジル撃破をするなど躍進が続き、目標とするW杯優勝も現実味を帯びてきている。そんなチームを後押しするのがファンやサポーターの存在。日本サッカー協会(JFA)のグッズ担当者を直撃すると、W杯に臨む日本代表の応援グッズに込めた熱い思いを明かしてくれた。
JFAパートナー事業部の商品事業グループで、商品企画を担当する市川誠氏は「日本代表が〝最高の景色〟を見るのを後押しするグッズになってほしい」という。その思いの裏には、森保一監督の言葉がある。
2022年カタールW杯の翌年に森保監督と会話を交わした際、市川氏はドイツ、スペイン戦での勝利は予想外だったと伝えた。すると指揮官からは「僕たちは全然違った。チームは優勝を目指し、勝つ準備をしていった。職員がそういう気持ちはダメなのではないか」との言葉が返ってきたという。
さらに「JFA職員しかり、国民の応援の熱量は、選手に非常に伝わります。それがあって、最高の景色を見に行けるのでは」と力説。その熱量に触れた市川氏は「私がその思いをグッズに落とし込み、お客さまが購入して、応援するという熱量に変えたいし、そういう思いで作った」と語った。
また、主に小売営業を担当する山田秀樹氏はチームの応援文化の〝変化〟をこう明かす。「18年のロシア大会では、チーム全体への応援が圧倒的だった。それが前回大会から〝推し活〟として応援する女性が増え、現在はそれが一つの文化として完全に定着した」。
最近はアクリルスタンドも展開するなど多様化。プレーヤーグッズも盛況で、MF伊東純也(ゲンク)やMF中村敬斗(スタッド・ランス)が特に人気だ。ただ、トレーディングカードでは、DF板倉滉(アヤックス)がダントツで「カードは独自の人気傾向があり、板倉選手は熱烈なファン、コア層からの人気が高い」という。
熱い応援を受けて、森保ジャパンが大輪の花を咲かせるか。













