米国で、カリフォルニア州で5年前に行方不明になった犬が、2289マイル(約3684キロ)離れたミシガン州で、フェンスに繋がれているところを発見された。米誌ピープルが先日、報じた。

 カリフォルニア州アンテロープで、愛情深い飼い主が2016年3月にチョコレートを迎え入れた。しかし、2021年5月、チョコは自宅から姿を消し、戻ることはなかった。

 そして、行方不明になってからほぼ5年後の2025年11月下旬、チョコはミシガン州デトロイトの動物保護施設の外のフェンスに繋がれたまま放置されているところを発見された。

 動物福祉団体「ヘルピング・パウズ・アンド・クロウズ」は「飼い主は決して希望を捨てませんでした。チョコにはマイクロチップが入っていたので、探し続けました」とフェイスブックに投稿した。

 カリフォルニア拠点の同団体がチョコに関わることになったのは、デトロイトで、まるで突然現れたかのようにチョコが見つかったからだ。

「1645日後、つまり4年7か月後、チョコはデトロイト近郊のリンカーン・パークの小さな施設のフェンスに繋がれた状態で発見されました。2289マイル離れた場所です。チョコのマイクロチップには最新の連絡先が登録されており、施設が飼い主に連絡しました」(同団体)

 飼い主のパトリシアさんは、愛犬がカリフォルニア州のリンカーン市ではなく、ミシガン州のリンカーン・パークまで、辿り着いたと知って大喜びしたが、どうすべきか分からなかった。ここで同団体が動いた。愛犬をどう家に連れて帰ればいいのかをSNSで尋ねるパトリシアさんの投稿を見て、支援を決定したのだ。

 団体はコミュニティーに呼びかけ、チョコ帰還のための支援を募った。心優しい人が航空マイルを寄付し、チョコはデトロイトからカリフォルニアへの無料フライトを予約できた。ほかのボランティアはミシガンの施設でチョコを引き取り、空港へ運び、飛行機にも付き添った。無事帰還した。

 12月3日、チョコはカリフォルニアの自宅に戻った。チョコがどうやってミシガンまで行き着いたのかは不明だが、パトリシアさんは、前より少し白髪が増えた愛犬が腕の中に戻ってきたことに心から感謝。愛犬との再会を可能にしたマイクロチップの重要性を強調しつつ、「犬にマイクロチップを埋め込んでください」と、飼い主たちにマイクロチップ装着を真剣に考えるよう訴えた。