陸上男子100メートルで世界選手権東京大会(9月)代表の桐生祥秀(29=日本生命)が来年の目標を語った。
桐生は27日、埼玉・嵐山町で地元の中学生を対象に「世界に挑む原動力~挑戦の楽しみ方~」というテーマの講演会を行った。
講演では、陸上競技に取り組むようになった意外なきっかけを明かした。「小学校3、4年生までサッカーをやっていて、ある程度サッカーは楽しんだので、違うスポーツをしようかな」と転向を意識し、陸上部だった兄の背中を追った。
「中1、中2のころは夢はなかった」そうだが、中学3年時に「陸上選手でやっていきたいと思った」と明かし、そのタイミングで五輪挑戦の意識も芽生えたという。
12月15日に30歳を迎える桐生は、これまで五輪に3度出場し、当時の夢はすでに実現させている。
最後は学生に向けて、「僕自身も、もっと挑戦していかないといけない。今年30歳で、年齢は関係ないと言ったが本当に関係なくするように、今の日本記録は9秒95。それをしっかりと来年出してまたこういう舞台に帰ってきたい」と決意表明をした。
さらに、講演後の取材では、日本記録への挑戦に加え、世界室内選手権(3月、ポーランド)で60メートルに挑戦することを明かした。1月から欧州遠征を予定している。桐生は世界室内選手権の舞台を「来年の一番大きな試合」と位置づけ、日本記録の6秒52を上回る「6秒4台」を目標に、メダル獲得に闘志を燃やしている。












