政治団体「NHKから国民を守る党」を離党し、無所属となった斉藤健一郎参院議員が21日、国会内で会見し、離党を巡る混乱について、改めて説明した。
NHK党党首の立花孝志容疑者が9日に元兵庫県議への名誉毀損で逮捕されたが、斉藤氏は17日に離党した。
斉藤氏は冒頭、「NHK党の支持者の皆さまに対し、今回の一連の状況により大変な不安やご心配をおかけしていることを心よりおわび申し上げます」と述べ、離党表明後に実業家の堀江貴文氏との対談動画が炎上していることを受け、「この状況でヘラヘラしているように見えたと不愉快な思いをされた方がいらっしゃることも承知している。支持者の方が不安を抱いている状況を十分に表現できず、軽率な態度に見えてしまったことに改めて申し訳なく思っています」と陳謝した。
立花容疑者が逮捕、勾留されている中での離党劇で「裏切り」「謀反」と批判を浴びている状況に斉藤氏は改めて、「党首本人にも人を介して、裏切り行為ではないことをお伝えしている。党首との信頼関係や(NHKの)スクランブル化の実現という目標は今も全く揺らいでいない」と理解を求めた。
今後の党運営を巡って、立花容疑者の党首解任を提案したが、浜田聡元参院議員らとは意見が分かれた。離党に至った最大要因について、斉藤氏は「浜田さんとの確執は大きかった。そもそも浜田さんが正直、話を聞くつもりもないし、意見を言うつもりもないぐらいで何も変えないでいいですと。物事を決めていく時に僕はもう決められる立場でないというのが分かった。『斉藤に任せるよ』となっていたら離党していなかった」と振り返った。
また堀江氏との動画では冒頭に「河村新党」の話題が出たことも波紋を呼んだ。日本保守党を離党した河村たかし衆院議員は年末までに5人集めての新党結成に動いており、斉藤氏が合流するとの憶測が飛び交っている。
斉藤氏は河村氏側からオファーは届いていることは認めたうえで、以前から立花容疑者の意向もあって、秘密裏に協議していたことを明かした。「(逮捕されてしまったので、合流に)イエスというのかノーと言うかは僕がボールを持った状態」と今後、判断を迫られるとした。












