斉藤健一郎参院議員が17日、国会内で会見し、政治団体「NHKから国民を守る党」を離党した経緯を説明した。
斉藤氏は実業家・堀江貴文氏の秘書を経て、2023年にガーシー(東谷義和)の除名に伴い、繰り上げ当選し、副党首を務めていた。10月に参院で自民党の会派に入ったが、NHK党の立花孝志党首の逮捕を受け、「自民党に迷惑をかける」として、会派を離脱したばかりだった。
この日、緊急役員会で離党と副党首(副代表)の辞任を申し出て、了承された。斉藤氏は14日に開いた役員会において、「党の最重要目標をどのように実現するかをめぐる戦略的検討」の一案として、立花党首の解任を提案。この間、〝解任論〟が独り歩きしたことで、党内や支援者の間で物議を醸したことに責任を痛感したという。
「NHK党は立花党首あっての組織で、帰還後は代表へ復帰できる体制づくりも考慮し、話し合われていた最中だった。情報が外部へ流出したことで、冷静な検討が不可能になり、誤解と分断が支持者の間で一気に拡大した。本来信頼されるべき党首代行であった私の責任」とおわびした。
そのうえで、立花党首の続投を主張していた元参院議員の浜田聡幹事長との間で、党の方向性をめぐっても意見が分かれた。
斉藤氏は「国会業務は私が担当し、その役割に専念する必要がある。政治団体の混乱が国会活動に波及することは避けなければいけない。国民目線で見れば、党内の内輪もめにすぎない。私が身を退くことで、早期に問題を集中させる必要があった。足並みが揃っていないのは私が悪い」と離党することで、スピード決着を図る形となった。
今後は無所属での活動となる斉藤氏は、党是としていたNHKスクランブル化は変わらないとして、「離党は責任の明確化であり、党首との関係断絶を意味するものではない。離党後も党首との政策連携は変わらない。感情対立ではなく、党の機能維持を最優先した。私の議席は党首から預かっているものという認識に変わりはない」と立花党首とたもとを分かったわけではないことを強調した。












