コメンテーターの玉川徹氏が17日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演。コメの価格高騰に「コメ離れは進むでしょうね」と懸念した。
番組ではコメ価格が最高値を更新していることを取り上げ、11月3日から11月9日までの5キロ当たりの米の平均価格が、前週よりも81円高い4316円をつけ、10週連続で4000円台の高値となっている事を伝えた。都内のスーパーでは5キロ5000円を超えることもあり、売れ行きは低迷。来年3月ごろには決算のため、損をしてでも売り切りたいという業者も出てくる可能性があるので値段も下がるのではとも報じた。
玉川氏は「お米って炊かないといけないんですよ。世界で普及しないのは小麦と違って、米の場合は各自で炊飯器を持たなければいけないってことなんだよね」という。炊飯器を持たなければいけないという問題は世界だけでなく「日本の中でも起きていて、若い人、炊飯器なんて持ってないですよ、ほとんど」と玉川氏。そのため「出来合いのパンを買ってきて、食べているという人がどんどん増えてますから」と現状を説明する。
そんな状況だからこそ、今回のコメの高騰がコメ離れを進ませる結果になりかねないとも指摘。「だから前の小泉(進次郎農水)大臣はそれを恐れて、なんとしても下げなきゃいけないって下げようとしたわけです。でも現実、コメ離れは進むでしょうね」と推測した。
ただ、「コメを食べなくなったからといって、他に食べないわけじゃないから、小麦の製品食べるわけですよ」とうどんやパンの消費量が増えるという。「そっちの割合が増えると、ほとんど輸入ですから、小麦って言うのは。自給率はさらに下がってしまう。そうなったときに、なんかあったときにですよ、外から入ってこないってなったときに、さらに脆弱性が高まるってことだよね」と食料問題も懸念されるという。
玉川氏は「本当は一番根本なところは、コメの生産コストを下げなきゃいけない」と指摘。「コメの生産コストを下げて、コメの価格を国際基準並みに下げれば、これは海外にも輸出できる」と力説。「だからその根本なところをなんとかしなきゃいけないんだけど、これ変わらないのかなって暗澹たる気持ちになる」とも語った。












