格闘技団体「ONE」のチャトリ・シットヨートンCEOが、日本の格闘技人気の低下について言及した。
格闘技イベント「ONE173」(16日、東京・有明アリーナ)の会見が12日、都内で開かれた。同大会には、元K―1世界3階級制覇王者の武尊(34)や、ONEフェザー級キックボクシング暫定世界王者の野杁正明(32)ら多くの人気日本人選手が出場する。
ONEは3月に、さいたまスーパーアリーナで興行を開催。チャトリCEOは、日本で大きな大会を開く理由について「自分たちにとって、日本というのが大切なマーケティングの場だからです。コロナ前も日本を最重要視していたけど、残念ながら大会を開催できなかったのでいったん身を引いた。今、日本で大会を開催し、またここを最大のマーケティングの場にするのに、いいタイミングだと思います。ここで投資をして、格闘技を日本で一番人気のあるスポーツに押し上げたい」と力強く語った。
さらに「かつてはPRIDEやK―1が大人気で、日本のスポーツの中では野球を抜くぐらいの人気だった」と私見を述べた。
その上で日本人の母を持つチャトリCEOは、日本語で報道陣に向けてこう熱弁した。「一番残念なのは、30年前の格闘技(の人気)がだんだんなくなってきている。今は本当のことを言ったら、業界に〝黒い雲〟がある。日本にもスーパースターの野杁正明選手、武尊選手、若松佑弥選手とかがいる。日本の風土、歴史とかを守りたい」。
その後報道陣から〝黒い雲〟について、語弊のないように英語で説明を求められ「自分たちこそがクリーンであり、ちゃんとした企業として、格闘技を日本に持ってきている。本当に正しい方法で、格闘技を一つの人気スポーツに押し上げることができるという意味」と説明した。











