れいわ新選組の櫛渕万里衆院議員は11日に開かれた衆院予算委員会で、トランプ大統領の〝核実験指示〟発言について高市早苗首相に見解を求めた。
トランプ氏は自身のSNS(10月30日)で「核実験を始めるよう国防総省に指示した」と投稿して世界各国を驚かせている。米国は1992年以降、核爆発をともなう核実験を停止していたからだ。
質問に立った櫛渕氏は「トランプ大統領が核実験の実施を指示したとされて世界に震撼が走っています。まさかアメリカに何も抗議しないおつもりですか。その発言の真意をトランプ大統領に確認をされましたか」と問うた。
これに高市首相は「別にトランプ大統領に私は確認はいたいしておりません。米国とは核軍縮の問題ですとか、わが国の考え方については、緊密に意思疎通をしております。今後もこれを継続してまいります」と述べ、トランプ氏に直接確認していないと明かした。
その上で「ただ、今回のトランプ大統領の発言については承知をしておりますけども、それについて逐一コメントすることは差し控えさせていただきます。日本は唯一の戦争被爆国ですので引き続き、国際社会と緊密に連携しながら核兵器のない世界の実現に向けてNPT(核拡散防止条約)体制を維持、強化するための現実的かつ実践的な取り組みを進めていくということでございます」と答えた。
櫛節氏は「総理、ことの重大性をわかっておられないと思いますね。トランプ大統領に続いてプーチン大統領が『アメリカが核実験を行えば、すぐにロシアが対抗して核実験を行うことを指示した』という報道があります。アメリカが実行すれば中国も北朝鮮も続くでしょう。この間、33年間、核爆発実験はモラトリアムな時期が続いていますけども、もしここでそれが崩れれば、世界は新たな核軍拡競争の時代に突入します」と指摘した。
最後に櫛節氏は「高市内閣はつねに最悪の想定をする、このような危機管理内閣とうたっておられます。あまりにも認識が甘いと思いますよ」と批判した。












