スペイン1部レアル・ソシエダードのMF久保建英(24)が日本代表に選出されたことに懸念が広がっている。

 久保は日本代表として臨んだ9月のメキシコ戦で左足首を負傷してしまった。それでもクラブに戻って試合に出続けるも10月にも日本代表に招集されるとパラグアイ戦を休養し、続くブラジル戦に出場。その後はクラブに復帰するも練習で負傷を悪化させて欠場に追い込まれた。1日のビルバオ戦で途中出場ながら戦線復帰したばかりだ。

 スペインメディア「EL DIARIO VASCO」は「FIFAウイルスはRソシエダードにかなり前から根付いており、今もなお混乱を引き起こしている。ここ2か月悩まされている久保の足首に容赦なく対処し親善試合2試合(に臨む日本代表)に呼び戻した」と皮肉をまじえて「今回は疑問符が付いた」と報じていた。

 森保ジャパンは国際親善試合ガーナ戦(14日、豊田)、ボリビア戦(18日、国立)に挑むが「久保は日本に渡り、2万2000キロの飛行機移動、丸2日間のフライト、そして大きく異なるコンディションでのトレーニングなど、試合中に起こるさまざまな困難を伴う」と指摘。オサスナ戦(22日)に向けて「休息と回復の時間がほとんど取れない」と指摘していた。

 久保は4日の記者会見で、負傷を抱えていた状況について説明した上で「Rソシエダードのユニホームを着てプレーするときはいつでも誇りに思うし、100%で臨むし、代表に招集されたときも誇りをもって出場する」と語っていたが、地元メディアは日本代表での〝処遇〟に懐疑的なようだ。