F1レッドブルの角田裕毅(25)が北米最高峰のモータースポーツシリーズ「インディカー」に参戦した場合は、再びF1の舞台に戻ることは困難との指摘が出ている。

 去就問題が最終局面を迎えている角田は、レッドブルグルーブに残留できなければ来季はインディカーに参戦する選択肢も取りざたされている。ただ、その道を選んだ場合はF1復帰は難しいと英メディア「F1オーバーステア」がズバリ指摘した。

「角田裕毅はレッドブルを離れれば、ライバルからF1シリーズに参加できず、復帰もできないだろう」と指摘した上で、こう続ける。

「角田にとって確かなことが一つある。インディカーのような場所に移籍する余裕はない。F1キャリアに別れを告げることになるからだ。過去の例を見れば、マーカス・エリクソンはインディカーに渡り、アレクサンダー・ロッシやロマン・グロージャンと同様に(F1に)戻っていない」と過去の例を挙げながら分析。

 その上で「アメリカへ行って戻ってくることができた唯一の人物はナイジェル・マンセルだが、彼はすでにチャンピオンであり、アメリカへ行って多くの成功を収めた後、引退前に戻ってきたのだ」と現在の角田のキャリアでインディカー行きを選択すれば、F1から声がかかることはないとの見解を示した。

 そして「ドライバーがキャリアを終える場所という印象が強い。もしかしたらその傾向は変わりつつあるのかもしれないが、変化を起こすには、誰かが証明すべきことがたくさんある。潜在的な雇用主のレーダーから外れるのは得策ではない。どこかで、誰かが角田にチャンスを与えるべきだろう」と強調した。

 まずはレッドブルグループ残留を目指す角田だが、それがかなわなかった場合は難しい判断を迫られそうだ。