F1のジョーダンやジャガーテクニカルディレターを務めたゲイリー・アンダーソン氏(74)がレッドブルのセカンドシート問題に新たな一石を投じた。

 来季のドライバーが決まっていないレッドブルではマックス・フェルスタッペン(オランダ)の残留が決まり、角田裕毅が務めていた2番手には姉妹チーム・レーシングブルズからアイザック・ハジャールの昇格が確実視されている。またレーシングブルズはF2に参戦するアービッド・リンドブラッド(英国)の昇格が濃厚で、残る1枠を角田とリアム・ローソン(ニュージーランド)が争う構図となっている。

 しかし、専門メディア「F1 OVERSTEER」によると、重鎮のアンダーソン氏は「マックスのチームメートになるには非常に、非常に強い意志が必要だ。ハジャールはそれを受け入れる覚悟があるのか」とし「彼はまだ、そのキャリアに達していないと思うし、レーシングブルズで2年目を過ごしてもマイナスにならない。だからこそローソンに2度目のチャンスを与えるべきだ」と語ったという。

 アンダーソン氏は、その理由について「彼は2025年の初めにレッドブルがさまざまな事情で混乱に陥ったとき、自信を失うような経験をしており、勝利のかかるビッグチームで走ることから生じるプレッシャーを知っている」と説明。ローソンがわずか2戦でレッドブルから姉妹チームに降格となった経験こそが役に立つという見解だ。

 レッドブルでは今季最終戦アブダビ・グランプリ(GP)前にも来季ドライバーの選定を出す方針だが、どんな結論を出すだろうか。