ワールドシリーズ(WS)を連覇したドジャースが3日(日本時間4日)にロサンゼルス市内で優勝パレードを開催する。

 再び30球団の頂点に立ったドジャースファンにはたまらない瞬間となるが、他の29球団の選手やファンにとってはやるせない時間となる。WSを連覇したのは2000年までV3を達成したヤンキース以来。球団にとっては初、21世紀に入って初めての快挙となった。

 歓喜の瞬間から一夜明けた2日(同3日)、レッドソックスなどで活躍したレジェンド、デビッド・オルティス氏(49)が試合直後に残した言葉が注目されている。

 オルティス氏は第7戦を中継した「FOX」で「ドジャースは王朝を築きつつある。ここ5、6年で彼らが築いてきたチームより優れた球団はないだろう」と率直な考えを語り「彼らはチームをまとめる術を知っている。素晴らしいフロントオフィス、監督、選手たちのすべての要素が合わさって素晴らしいチームになる」と強調。グラウンドでプレーする選手だけでなく、組織全体が一枚岩になっていることこそが強さの秘訣とし、ドジャースが長期政権を築く可能性を示唆した。

 レッドソックスの地元メディア「NESN」(電子版)はオルティス氏の発言を「他のMLB球団への警告」と報道。オルティス氏は現役時代のロバーツ監督と04年に短期間ながらレッドソックスでチームメートではあったが、同メディアは「ドジャースは13年連続でプレーオフに出場し、パンデミックで短縮された20年を除き、毎シーズン90勝以上を記録している」と警戒感を強め、フリードマン編成本部長の手腕についても「積極的な投資を続け、持続可能な巨大チームをつくり上げた」と評した。

 このままMLBは〝ドジャース1強時代〟に突入していくのか、それとも――。