新日本プロレス23日の後楽園大会で「スーパージュニアタッグリーグ(SJTL)」が開幕。Aブロック公式戦で高橋ヒロム(35)、外道(56)の「外道夢道」がクラーク・コナーズ(32)、永井大貴(22)組を下し白星発進を飾った。

 ヒロム属する「無所属」と外道属する「バレットクラブ・ウォー・ドッグス(WD)」の両ユニットが、13日両国大会で電撃和解。この流れを受けて結成された異色タッグは初戦で、同じく無所属とWD混合のコナーズ&永井と激突した。

 困った時は対戦相手に外道を投げつけるという斬新な戦法を繰り出したヒロムだったが、トラースキックが誤爆してしまうと永井の逆エビ固めに捕獲され窮地に陥る。何とかロープに逃れても1対2の戦況は変わらず、ロープに振られたところで場外にいた味方の外道から足を引かれて誤爆の抗議を受ける。

 ヒロムもヒロムで外道の髭を掴み始め、まさかいきなり仲間割れか…? と不穏な空気が流れる。しかしこれは2人が仕掛けた罠だった。外道がコナーズの注意を引き付ける間に、ヒロムは永井に低空ドロップキックを発射。そのまま一気に夢道クラッチで丸め込み3カウントを奪ってみせた。

 試合後のリング上では握手と抱擁で勝利の喜びを分かち合った。外道は「このまま行こうか」と手ごたえをアピール。ヒロムは「今日、初めてげどぴっぴ(外道)と同じ控室だったんだ。そしたら何やってたと思う? 1本1本(髭を)抜いてんだよ。『何で抜いてるんですか?』って聞いたら『1本抜くたびにアイデアが出てくるんだよ』と。今日はそのアイデア通りの勝利だ。見たか。これ(外道の髭)にはプロレスの叡智が詰まってるんだよ」と、もうどこまで本当かよく分からないエピソードを明かした。

 上機嫌のあまり、外道が控室へ引きあげてもバックステージから動かないヒロムは「外道夢道あるよこれ。優勝しちゃうんじゃない? 初タッグに見えなかったでしょ? 50年くらい一緒にいるんじゃない? ってくらいチームワーク良かったんじゃないですか?」と自信満々。外道の髭をサンタクロースになぞらえつつ「サンタさんの次だろ外道さんはってくらいすごいよ。つまりね、プレゼントですよ。サンタさんが2か月分早く来ちゃった。早めのプレゼント、そんな感じです本当に。…何言ってるか分かんねえなあ、オイ!」と、聞いているこっちもサッパリ分からないことを口走っていた。