新日本プロレス23日の後楽園大会で、棚橋弘至(48)がIWGP GLOBALヘビー級王者・辻陽太(32)との師弟王座戦への思いを明かした。
来年1月4日東京ドーム大会での引退を控えている棚橋に、キャリア最終盤で大きなチャンスが巡ってきた。辻からの指名により、11月2日岐阜大会での王座挑戦が決定。地元でのタイトルマッチへ勢いをつけるべく、この日の大会ではゼイン・ジェイとのタッグで辻&鷹木信悟と対戦した。
辻と対峙するとエルボーと太陽ブローのコンビネーションからサンセットフリップを投下。ドラゴンスクリューを延髄蹴りで阻止され反撃を許すが、ツイスト&シャウトとブレーンバスターの応酬で一歩も引かない。
さらにジェイが鷹木を逆エビ固めに捕獲したところで、カットに入ろうとした辻をテキサス式四葉固めで捕らえていく。結局試合はジェイが鷹木のWARスペシャルで仕留められたものの、棚橋は決着後のリング上で辻と視殺戦を展開し緊張感を漂わせた。
引退まで残り73日となった。棚橋は「何年もできていなかったけど、最後に岐阜で試合できるという喜び以上に、タイトルマッチ。自由が丘の駅で僕が『君、ガタイいいね。プロレスラーにならないの?』って言ったのが彼の心を動かして、今この対戦につながっていると思うと、よかったでしょ」と、自身がスカウトがキッカケで新日本入りした辻との王座戦に感慨深げな表情。「期待に応えてえんだよね、マジで。辻がどんな思いで僕を指名したのか。他にいっぱいいい選手いるじゃん。俺よりふさわしい選手がいるかもしれない。だからこそ、だからこそ僕を指名してきた辻をも驚かせる結果にしてやる」と、ベルト奪取を誓っていた。












